近鉄小房線 (畝傍〜橿原神宮前)

桜井線・畝傍駅より分岐して、橿原神宮前まで国鉄軌間の路線を近鉄が運行していました。終戦近くの1945年6月まで運行され、1952年に正式に廃止されたということです。

「国家神道」盛んな時代、橿原神宮は神武天皇を祀る重要な神社とされ、太平洋戦争開戦の前年1940(昭和15)年に行われた紀元2600年奉祝行事に合わせて整備されました。畝傍駅は、皇族をはじめとする重要人物が畝傍御陵や橿原神宮を参拝する際にも利用されました。その際に使用する貴賓室が設けられていました。現在は通常非公開ですが、内部は良く整備されており、イベントの際などに見学することが出来ます。

特記無き画像は2005. 3.19 撮影。

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畝傍駅・画面中ほどが貴賓室。
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畝傍駅近く・この辺を小房線が走っていた。

車が2台駐車しているあたりから、建物の裏側にある田んぼの縁が弧を描いています。小房線があった当時の地図と見比べると、これが旧線の痕跡と思われます。

最近「小房線」で検索してこのサイトに来られる方が散見されます。情報が少なくて恐縮ですが、2005年の現地調査情報など随時更新します。複数サイトの管理をしていて手が回らず遅れておりますことお詫び致します。(2012.06.12)


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